◇◆◇◆現場を知って設計のスキルUPを目指そう!◇◆◇◆
                    2001年7月28日 vol 4
・中量生産現場のお話

『町工場のオヤジぃ』の予想としては、いろいろな業界で「共同購買」の動きが加速していくと見ています。 「共同購買」をする事で発注ロットを増やして、単価の引き下げ交渉に入って行かれると思います。
資材担当の方に現場知識、情報収集能力が求められるようになっていきます
加工現場を知らずして、価格の交渉ができないからです。

前回は「試作加工現場」のお話でした、今回のお話は「中量生産現場」のお話です

「中量生産」は、汎用のNC機械を使っての中量ロット生産をします。

2台〜3台の機械を一人の人間が操作しながら加工を進めますので、一時間当たりの加工賃は4000円〜3000円ぐらいになります。
コストに占める割合で大きいのは段取り時間ですから、これを小さくする努力を中量生産ではしなくてはなりません。
例えば治具の工夫や、在庫を少しもって製品一個当たりの段取り時間比率を下げたりして生産をしています。
また、アルバイトやパートの人を使って人件費の削減努力もしています。NC機械による生産のため製品品質は安定しています。
納期は10日〜20日といったところが普通です。

ここで問題なのが中量生産と言っても非常にその得意とする数量に幅が有ることです

50個有れば中量生産と考えられている加工会社も有りますし、10000個程度でも
中量生産と考えている加工屋さんも有ります。

数が増えれば、増えるほど「加工技術」よりも「工程管理技術」の方が重要になってきますから、数の少ない中量生産品は「加工技術」の優れた企業に発注して、数の多い中量生産品は「工程管理技術」の優れた企業に発注して行くと良いでしょう。

どうやって、それを見分けるかって??

一つの見方として、協力工場の設備や加工現場を見に行ってください。

「加工技術」が優れている企業は、やっぱり工具を非常に多く持っていますし、職人の腕が物を言いますから結構・・・汚いって言うか、整理されていない印象がする所が多いようです(例外もありますよ、もちろん)

「工程管理技術」が優れている企業は、「工程管理」の基本は3Sですので、整理、整頓、清掃がきっちりとされている企業がほとんどです。

『町工場のオヤジぃ』の言う事が正しいか正しくないか、
ちょっと協力企業さんの現場を覗いてみて下さい。

ポイント
中量生産は、幅が広い、得手不得手も当然でてきます。
それを見極める知識、情報を蓄えましょう!!



「おまえなかなか良い事言うじゃん。」 や
「アホちゃう! ぜんぜん分かってへんなぁ お前!!」 等
 いろいろなご意見を  『町工場のオヤジぃ』 (^^)/  までお聞かせ下さい。
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