一粒の種から
人も企業も、慕われ頼られる存在に、日々成長してゆこう
2001年6月 第96号(有)大阪製作所社内誌

「金がなければ"知恵"を出そう。 」

「汎用のNC機械に、"知恵" を付加して高精度加工を追求!」
  
 私達のもっとも得意とする加工は
ステンレスとアルミ合金の精密部品加工です。

特に難削材の代表金属であるステンレスの精密部品加工は、創業当初(昭和34年)から手がけていますのでもっとも得意とするところです。

しかし、お客様から要求される精度や品質も、時代の進歩と共に年々厳しくなっているのも実状なのです。

特に半導体製造装置や医療分析機器部品などでは


「表面品質」を重要視されるお客様

が非常に増えてきています。

お客様の品質要求が上がる度に、設備を買い換えていたのでは
 高圧クーラントシステム
「ミストレーサー」
わたしたちのような小規模の企業では、設備資金が続きません。



じゃぁ、中小企業は時代の流れに置き去りにされるだけなのでしょうか?
「高圧クーラントポンプ」
いいえ!、お金がないのなら "知恵"を出して行きましょう!!

まず、最近新しく発売されているチップメーカー各社の切削チップを色々と実際に試して (結構、工具メーカーさんのカタログのデーターって信用できないモノも多いんです (*^_^*) ) 現在の販売されているチップで信頼性とコスト、品質を両立するのは、
これだっ!!って言うモノを見つけました。

次に、精密工学会の論文や、専門誌をいろいろ調べて、私達が、取り入れられるような最新の加工技術を選定しました。 
今回、選んだのが、
高圧クーラントシステム(切削温度の上昇を押さえ表面品質を上げる目的で、切削油剤を通常の圧力に比べて10倍〜20倍も高くして刃先に供給するシステム)を採用しようと考えました。

     ところが、メーカーが出してきた改造費の金額は、

                      
ぬぅわぁんと 98万円なり〜っ! (@_@) ゲえー

そんなお金が、簡単に出せる分けない、 どうしたらいいんやろ?? このままあきらめるのか・・??

さぁ〜〜って、
 ここからが 中小企業の "知恵" の出しどころ です。(^_^)v

工場長(後藤武)と技術長(森井)とが中心になって「手作り高圧クーラントシステム」の構築にかかりました。
高圧クーラントポンプを選定して、電気配線工事をして、配管工事をして、多量の切削油剤を機械内に吐出するので切削油ミストを除去するためのミストレーサーを付けて、工期もほとんど掛けずに完成させました。
 
「高圧クーラントシステム」構築に
          掛った費用総額 約22万円!!
!(^^)!ヤッター