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一粒の種から
人も企業も、慕われ頼られる存在に、日々成長してゆこう
2001年12月 第102号(有)大阪製作所社内誌


「今後必要な関西IT戦略について」


みなさん。メリークリスマス!!

『町工場のオヤジぃ』@大阪製作所です。

みなさまに嬉しいお知らせが在りましたのでご報告致します。
この12月20日、「関西IT戦略会議」主催の「関西IT活用企業百選」に
大阪製作所は優秀賞として選ばれました。


一足早いサンタからの贈り物だと喜んでいる『町工場のオヤジぃ』です。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

「関西IT戦略会議」とは、関西地域でIT(情報通信技術)の活用を進め、
ITを利用する消費者や企業の立場から戦略的に方策を検討することに加え、
ITを推進するプロジェクトを企画立案してその実行を支援することを目的
として、
2001年6月18日、在阪経済五団体( (社)関西経済連合会、大阪商工会議所、
(社)関西経済同友会、(社)大阪工業会ならびに関西経営者協会)によって設立されました。

12月20日の「関西IT戦略会議」では「今後必要な関西IT戦略について」が話し合われていましたが、
今日は『町工場のオヤジぃ』としての意見を書いてみようと思っています。

もうすぐ本格的な「光通信網によるブロードバンド時代」がやってきます。
また、全てのデジタル家電にIPアドレスを持たせて制御可能にする為の次期IPアドレス仕様である
「IPver.6」対応のシステムの構築が急がれています
これらがあと数年後には現実に動き始めて来るのです。

関西としてどのような戦略を持って、来るべき情報化社会に産業を生み出せば良いのでしょうか?
特に「関西らしい」戦略とはどうすれば良いのでしょうか?

会議の中で、松下電器産業副会長の松下氏が
「宗教などの本山はほとんどが関西にあります。また、華道、茶道、能など伝統芸能と言われるモノも
関西に集まっています。なるほど最先端のIT産業の戦略を考えて行くことは大切でしょうが、”関西らしさ、関西独自の戦略”を考える時、こういった関西にしかない伝統や宗教観を取り入れる事も重要ではないでしょうか?」とおっしゃっておられました。

『町工場のオヤジぃ』はそのお話しを聞いて考えました。

関西人って本当に宗教観がしっかりしてて、伝統を重んじるのかな?って・・・。

本来の、関西人は「新しいモノが好き」で、「独自の考えをみんなの前でおしゃべりをするのが好き」な遺伝子を持っているのではないでしょうか?

現在の宗教って、今はなるほど”昔からの教え”では有るのですが、一番最初はそうでは無かった!

「人生観」や「生と死」また「苦しみ」について今までの発想とは全く違った発想で自分の考えを述べたのが始まりの筈です。 

「今までは、生きることは凹凹凹って言いますけど、わたしは ”生きるとは凸凸凸や”って思いますねん。 皆さんはどう思いはりますか?」 と今までと全く違う発想で「自分の言葉で情報発信」をし始めたのが、各宗派の開祖と呼ばれる人では無かったのでしょうか?

華道だってそうです、単なる、部屋をお花で飾る行為の中に、「顧客を満足させる為の心構え」「もてなしのノウハウ」にとどまらず「生とは?死とは?」などの人生観、死生感までをも、お花と組み合わせることによって、今までとは全く違う概念を持ち込んだのが始まりなのでは無いでしょうか? 異質なモノを組み合わせて全く新しい概念を作る、そして口から口へと広げて行った。 これもまた、今で言う「情報発信」なのだと思います。

関西人って、異質なモノや新しい発想のモノでも、内容が面白ければ自分の回りにどんどん取り入れて行ける素質って言うか考えを持っているのでは無いでしょうか?

ですから、製造メーカーなどの”産”は新しい発想でコンピューターを作り、携帯などの通信機器を進歩させ、映像をもっと手軽に扱える機器を一生懸命開発する、そしてその成果や、機器を使った将来の世界像を「どんどん情報発信」して行く。

国や地方などの”官”は、高速のブロードバンドや無線ブロードバンドなどのインフラを整え、規制を緩和して「ばんばん情報公開」をやって他業界から参入をしやすくする仕組み作りを整える。

大学や研究機関などの”学”は、”産”がまさしく産み出した最先端機器の情報と ”官”が整えたインフラや「情報公開」資料を研究して、新しい方向性を模索し提言する。その研究を大学だけや、学会だけでの発表では意味を持ちません。本で、テレビで、講演会で「がんがん情報発信」をしていく事が大切です

われわれ消費者、利用者だってそうです。
自分の仕事に活かせそうな新しい機器を使って見て、新しい発想で組み合わせてみる。
そして自分の価値観で良いから、「情報を組み合わせて自分の言葉で伝える」をしていく事で、メーカーや行政が想像も出来なかったような、新しい潮流が生み出されて行くのでは無いでしょうか?

いわば「行政」がおもちゃ箱を作り、「メーカー」はその中に新しいおもちゃを放り込む、「大学」は誰もが使い易いおもちゃ箱とおもちゃの組み合わせは考え、「消費者」はそれを楽しみ、混ぜ合わせながら自分流の楽しみ方を関西弁を使って大きな声で全国に向けて発信する事をしていくことが大切なのです

昔、従来からの価値観、人生観を違う視線からとらえ、新しい価値観を生み出していった各宗教の人々が開祖として尊敬を集めたり、自分の身の回りにあるお花やお茶に、全く異質の”人生観や生きざま”を組み合わせて独自の世界を作っていった伝統芸能の人々の活躍など「異質であっても、面白ければ受け入れる」という独自の価値観が関西には在ると思うのです。


『町工場のオヤジぃ』は思います。
関西人による「今後必要な関西IT戦略」を考える時のキーワードは
 
 「”どん・ばん・がん”の情報発信・情報公開」
 「情報を組み合わせ自分の言葉で伝える」
 「関西人独自の価値観を大切に」

だと思っています。これらをそれぞれの関西人が、あちらこちらでおしゃべりをする、Web上で発表する
それらを取り上げて世の中に情報発信していけば、一つ一つが「関西独自のコンテンツ」となって行くでしょう。

ちょっぴりえらそうに書きました『町工場のオヤジぃ』ですが、
もう今年も残りわずかとなって参りました。

今年一年、本当にお世話になりました。

来年は、大阪製作所が生まれ変わります!
「品質向上」を目指して新たな挑戦をして参ります。
ますます、目が離せなくなる大阪製作所を来年もヨロシクお引き立て頂きますように
お願い申し上げます。

良いお年をお迎え下さい!!